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主にテレビドラマや時代劇、アニメの感想文を書いているブログです。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 11話「甲州三坂の水面」

甲州にある閑村にやってきたお艶(山田五十鈴)たち天保太夫一座。唐十郎から渡された「甲州三坂の水面」を火で炙ると、水面に映った富士の頂上だけが赤く染まった。真相を探るため、村を探る座員たち。やがて「富士に登る」と呼ばれる村のしきたりがあるこ…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第10話「隅田川関屋の里」

街道を行くお艶(山田五十鈴)たちの横を猛スピードで駆け抜ける馬に乗った3人の侍。次に出会った時には、なぜか渡世人の格好をしていた。変装し流山へと潜入した彼らの目的は「秋月様」を探すこと。しかしその「秋月」が誰なのか皆目検討がつかない座員たち…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第9話「深川万年橋下」

旗本くずれの雷党とヤクザ衆辰巳一家の縄張り争い。雷党の首領・本間左近(岡崎二朗)と親分・大五郎(木村元)は互いの陣営から人質を交換して牽制するが、大五郎の息子が左近に斬られてその首が深川万年橋橋脚下に流れ着いたことからますます険悪なムード…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第8話「甲州犬目峠」

過労と風邪で倒れたお艶(山田五十鈴)だが、休養もそこそこに唐十郎(沖雅也)からの次の仕事に取り掛かる。甲州猿橋宿近くの湯治場では、流行病「痘瘡」にかかった患者が紛れ込んで大騒動。この患者は、江戸で商売をする男で、周囲への感染を防ぐために湯…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第7話「駿州江尻」

仁助(辻萬長)という男に絡まれている女・お京(真木洋子)を助ける唐十郎(沖雅也)だが、その様子は少々おかしい。お京と別れた後、お艶(山田五十鈴)たちと合流した唐十郎は、今回の仕事「駿州江尻」の絵を渡す。赤く染まったのは、富士颪で飛ばされた…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第6話「下目黒」

唐十郎(沖雅也)が持ってきたのは「下目黒」の絵だが、寺社奉行の支配下にあるこの場所での殺しに二の足を踏む座員たち。しかし持ちかけられた仕事は断れないと、それぞれ下目黒へと潜入することに。鷹匠が赤く染まったとおり、ここ下目黒は将軍家御愛鳥で…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第5話「本所立川」

唐十郎(沖雅也)が持ってきた「本所立川」の絵で赤く染まったのは堀割。そこは「おいてけ堀」と呼ばれ河童が出ると評判の場所。宇蔵(芦屋雁之助)と鈴平(江戸屋小猫)が調査に向かうと、どこからともなく「おいてけ」の声が。その声が聞こえると同時に、…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第4話「神奈川沖浪裏」

座員が寝静まった夜。三人組の人影を見たお艶(山田五十鈴)は、直後に初鰹を運ぶ漁師たちが虐殺された現場に遭遇する。そこへ北斎の絵を持って現れる唐十郎(沖雅也)。「神奈川沖浪裏」を早速炙りだすと、赤く染まったのは海そのものだった。翌朝、急に思…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第3話「駿州片倉茶園ノ不二」

唐十郎(沖雅也)を待つ一座の面々。うさぎ(高橋洋子)は唐十郎に逆上せ気味で、うさぎに想いを寄せる鈴平(江戸屋小猫)は面白くない。唐十郎の事を嫌いなのは宇蔵(芦屋雁之助)も同じであったが、「男と女は取るか取られるかだからねえ」とお艶(山田五…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第2話「隠田の水車」

渋谷川のほとりにある隠田にやってきた天保太夫一座。早速宿を取るが、土地の代官である源八郎(外山高士)に宿泊禁止を命じられる。理由は、甲州の糸商人が泊まるからだ。大金を持つ商人が、どうしてこんな田舎に泊まるのか解せないお艶(山田五十鈴)たち…

必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 第1話「江戸日本橋」

天保4年夏。「江戸もくだらねえ町になりやがった」と愚痴を吐きつつ親子で引越しをする葛飾北斎(小沢栄太郎)。馬喰町に着いた途端、娘のおえい(吉田日出子)を放り出し、一人で天保太夫一座へ向かう。その間、滝沢馬琴(北村英三)の家で過ごしその苦境…

眠狂四郎 円月殺法 第9話「闇に光る女吹き針無想剣 -沼津の巻-」

凶賊に襲撃される商家を助ける狂四郎(片岡孝夫)であったがそれは薩摩の罠。女主に化けた女の吹き針によって盲目となった狂四郎だが、それでも薩摩の刺客を次々と撃破。お蘭(松尾嘉代)の助けもあって治療を行う。この吹き針を放ったのは、足袋職人・倉本…

眠狂四郎 円月殺法 第8話「無惨!乙女肌魔性剣 -三島の巻-」

侍三人を瞬殺するのは、宿場で恐れられる臥竜軒(小林稔侍)。薩摩の刺客から眠狂四郎(片岡孝夫)の腕前を利き胸を躍らせる。一方その狂四郎、狂四郎に斬られた薩摩隼人党の縁者の女たちに囲まれるも危機を脱する。「死霊の呪縛」にとりつかれた女たちはや…

眠狂四郎 円月殺法 第7話「こぼれ花情け無用の無頼剣 -小田原の巻-」

小田原宿への道中、塚本伝九郎(八名信夫)率いる薩摩の刺客に襲われる狂四郎(片岡孝夫)。間髪入れず襲う薩摩くの一・おりん(大川かつ子)も退けたその強さに、調所(安部徹)は「人間の欲が無く、背中には常に死の影を背負っている。それを平然と何とも…