時代劇
必殺仕事人2019[DVD](特典なし)出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2019/07/17メディア: DVD あらすじ 表と裏の稼業に精を出す小五郎だが、母・こうが死に一周忌を迎えたにも関わらず、気分が落ち込み遺品整理すらもままならない妻・ふくのことを案じ…
江戸で一、二を争う韋駄天、伏見屋の多吉が謎の二人組に襲われた。盗まれたのは、春日屋の主が若竹楼へ送る手紙と、番頭・金蔵から預かった六十五両。手紙はさておき、金子は金蔵から個人的に頼まれたこともあり、独自で取り返そうと奔走する多吉。 しかし、…
神田橋で料理茶屋を営む花村屋庄八から、金百五十両もの取り立てを依頼されたおえん。相手は大伝馬町で高級料亭を営む天神屋おとよという女主。このおとよ、元は千代里という源氏名で吉原勤めをしていた女で、一年前、当時天神屋の主だった太兵衛に身請けさ…
油不足が原因で油の値がつり上がっている最中、油問屋の大店である山崎屋の番頭・利七郎が溺死した。おえんは別件で梅屋から山崎屋の取り立てを依頼され向かうも、けんもほろろで追い返されてしまう。番頭殺しと油不足の裏には山崎屋の影が見え隠れしている…
自殺しようとした花魁・藤紫を助けた又之助。男に裏切られ金を持ち逃げされたことが原因だが、この藤紫はおえんの先代・喜の字屋仁兵衛が最後の仕事として取り立てた聖天町上州屋の娘だった。この取立てが原因で上州屋は潰れたため、藤紫は付き馬屋を憎んで…
吉原で夕顔花魁の足抜けが発生。しかしそれは足抜けではなく、自分の親の仇であるらしき男を追いかけたに過ぎなかった。夕顔花魁から親の仇である「かまいたち」の取立てを依頼されたおえん。昔は「岡田屋又兵衛」を名乗り、今では「佐原屋市五郎」を名乗る…
老舗の廻船問屋・島田屋が高砂楼で遊んだ代金・五十両を踏み倒した。取立てに向かったおえんだが、島田屋は破産寸前。更に、島田屋が惚れていた花魁・住江も誰かに身請けされてしまった。この事件の裏には、江戸で潰れた廻船問屋を安値で買い取り急成長を遂…
花魁の生爪が偽物であったことがきっかけで、豪遊した代金を踏み倒した材木問屋・木曽屋を取り立てるおえんだが、あらかじめ生爪のカラクリを知った上での行為と知りおえんは嫌悪感を隠せない。強引な策で取立てを強攻するが、その行動が仇となり、おえんの…
御納戸組頭・葛西の道楽息子と天城屋・伊之助の馬鹿息子が遊郭での代金を踏み倒した。付き馬稼業を営む喜の字屋おえんは依頼を受けて代金の取立てに向かう。ところが天城屋伊之助と言うのがおえんの元カレで、更には18年間育ててきたおえんの娘・おさとの本…
追われている娘を助けた金八(火野正平)だったが、目を離した隙に殺されてしまう。殺された女はなんと公家である京極家の一人娘・綾姫(小田切かおる)だった。金八は殺害容疑者として捕らえられてしまうものの、狂四郎(片岡孝夫)が奉行と交渉し二日間の…
盗賊・鬼神の才蔵(草薙良一)に囲われ拘束されるおもん(大信田礼子)を助けた狂四郎(片岡孝夫)。おもんは才蔵の下を逃げ出し金八(火野正平)と出会うが、激高した才蔵に追われることに。おもん曰く「あたいは普通の女と違う」らしく、才蔵がしつこいの…
強姦されそうになった女・美代(藤川律子)を助けた盲目の剣客・水上源之進(長塚京三)。水上は四年前に狂四郎(片岡孝夫)に敗れたため盲目となり、復讐を果たすべく剣の道に邁進。一方の美代も、過去に狂四郎に捨てられた怨恨から、狂四郎を追い命を狙う…
目の不自由な三味線弾きの少女・お冬(柿崎澄子)を助けた狂四郎(片岡孝夫)。一方、薩摩藩の刺客は反水野派の急先鋒である勘定奉行の添え状を持って、天竜川代官・浅田(市原清彦)に天竜川の川止めを要請。更には、不正を行っている代官を強請り服従させ…
袋井宿にて福知山藩藩主・朽木(坂田徹郎)より西国十三藩の密約書を強奪した狂四郎(片岡孝夫)は、福知山藩の追っ手である雷神党なる忍に狙われることとなる。一方、お蘭(松尾嘉代)と金八(火野正平)も狂四郎を追って旅を続ける。金八は土地の賭場でヤ…
日坂宿へ向かう途中刺客に襲われる狂四郎(片岡孝夫)。撃退するもそのうちの一人から、妻へ刺客料を渡して欲しいと頼まれ許諾する。刺客の妻・たかにその旨を伝えるも、このたかは偽物であった。東海道を西に下る狂四郎と「偽のたか」は、道中で武芸者・残…
大井川を越え金谷宿へと差し掛かる狂四郎(片岡孝夫)は突然狂乱した姫に襲われる。名は貴世(山内絵美子)と言い、阿波藩の姫君であった。阿波藩は西国十三藩の一つ。都田水心(岸部シロー)は阿波藩家老・勝俣雅楽(早川雄三)に打倒狂四郎を促すも、勝俣…
茶屋で一服中の狂四郎(片岡孝夫)に薩摩の刺客が急襲。同じく茶屋で一服をしていた老人と幼女は修羅場に巻き込まれ老人は殺されてしまう。責任を感じた狂四郎、幼女・ちよ(長谷川直子)の母親探しを託され府中の宿へ。万亀楼の女郎・おすみ(川崎あかね)…
凶賊・五郎蔵(沢竜二)の片腕を斬り落とした狂四郎(片岡孝夫)だが、食い詰め浪人である疋田(千葉敏郎)ら三人にも囲まれ波乱の展開。蒲原宿に着いた狂四郎は、サイフを盗まれた都田(岸部シロー)がタダ働きをしている女郎屋・扇屋に泊まる。扇屋の女主…
ホームシックで江戸へ帰りたいと泣くうさぎ(真行寺君枝)に、唐十郎(沖雅也)は「江戸へ帰れるかもしれん」。今回の仕事の依頼は、北斎の娘・おえい(吉田日出子)から。内容は、何と父・北斎(小沢栄太郎)を殺してくれというもの。半信半疑で江戸へ潜入…
江戸で十年の女中奉公を終えて尾張不二見原へと帰ってきたおりん(中島葵)だが、自分の村は無くなり村人も消えていた。当時を知る人たちに訪ね歩くもなぜか誰も口を開こうとせず、唐十郎(沖雅也)の協力で真相を知っている素振の村人に尋ねようとした時、…
大井川に面した東海道金谷の宿に到着した一座の面々。本陣の旗が赤く浮かび出たことから、宿場内で手がかりを掴むためそれぞれの場所へ座員が潜り込む。この金谷の宿では「極楽桜」と呼ばれる桜の木で若い娘が首を括る事件が多発。その背景には、大井川での…
甲州にある閑村にやってきたお艶(山田五十鈴)たち天保太夫一座。唐十郎から渡された「甲州三坂の水面」を火で炙ると、水面に映った富士の頂上だけが赤く染まった。真相を探るため、村を探る座員たち。やがて「富士に登る」と呼ばれる村のしきたりがあるこ…
街道を行くお艶(山田五十鈴)たちの横を猛スピードで駆け抜ける馬に乗った3人の侍。次に出会った時には、なぜか渡世人の格好をしていた。変装し流山へと潜入した彼らの目的は「秋月様」を探すこと。しかしその「秋月」が誰なのか皆目検討がつかない座員たち…
旗本くずれの雷党とヤクザ衆辰巳一家の縄張り争い。雷党の首領・本間左近(岡崎二朗)と親分・大五郎(木村元)は互いの陣営から人質を交換して牽制するが、大五郎の息子が左近に斬られてその首が深川万年橋橋脚下に流れ着いたことからますます険悪なムード…
過労と風邪で倒れたお艶(山田五十鈴)だが、休養もそこそこに唐十郎(沖雅也)からの次の仕事に取り掛かる。甲州猿橋宿近くの湯治場では、流行病「痘瘡」にかかった患者が紛れ込んで大騒動。この患者は、江戸で商売をする男で、周囲への感染を防ぐために湯…
仁助(辻萬長)という男に絡まれている女・お京(真木洋子)を助ける唐十郎(沖雅也)だが、その様子は少々おかしい。お京と別れた後、お艶(山田五十鈴)たちと合流した唐十郎は、今回の仕事「駿州江尻」の絵を渡す。赤く染まったのは、富士颪で飛ばされた…
唐十郎(沖雅也)が持ってきたのは「下目黒」の絵だが、寺社奉行の支配下にあるこの場所での殺しに二の足を踏む座員たち。しかし持ちかけられた仕事は断れないと、それぞれ下目黒へと潜入することに。鷹匠が赤く染まったとおり、ここ下目黒は将軍家御愛鳥で…
唐十郎(沖雅也)が持ってきた「本所立川」の絵で赤く染まったのは堀割。そこは「おいてけ堀」と呼ばれ河童が出ると評判の場所。宇蔵(芦屋雁之助)と鈴平(江戸屋小猫)が調査に向かうと、どこからともなく「おいてけ」の声が。その声が聞こえると同時に、…
座員が寝静まった夜。三人組の人影を見たお艶(山田五十鈴)は、直後に初鰹を運ぶ漁師たちが虐殺された現場に遭遇する。そこへ北斎の絵を持って現れる唐十郎(沖雅也)。「神奈川沖浪裏」を早速炙りだすと、赤く染まったのは海そのものだった。翌朝、急に思…
唐十郎(沖雅也)を待つ一座の面々。うさぎ(高橋洋子)は唐十郎に逆上せ気味で、うさぎに想いを寄せる鈴平(江戸屋小猫)は面白くない。唐十郎の事を嫌いなのは宇蔵(芦屋雁之助)も同じであったが、「男と女は取るか取られるかだからねえ」とお艶(山田五…