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ドラマとアニメの感想文

主にテレビドラマや時代劇、アニメの感想文を書いているブログです。

眠狂四郎 円月殺法 第16話「ふたり狂四郎木枯し魔風剣 -浜松の巻-」

時代劇 眠狂四郎 円月殺法

強姦されそうになった女・美代(藤川律子)を助けた盲目の剣客・水上源之進(長塚京三)。水上は四年前に狂四郎(片岡孝夫)に敗れたため盲目となり、復讐を果たすべく剣の道に邁進。一方の美代も、過去に狂四郎に捨てられた怨恨から、狂四郎を追い命を狙う旅の途中であった。
狂四郎を狙う薩摩の刺客。浜松宿の剣術道場師範・藤江(小笠原弘)を炊きつけ、更には水上をスカウトしようとするも、水上の目的はあくまで剣による狂四郎との果し合い。政治がらみでの決着を頑なに拒む。美代は狂四郎に再会、恨み言をぶつけるも、狂四郎の言葉によって生き方を変えることを決意する。それは、水上を愛し支えることであった。
水上と狂四郎、遂に決闘へ。しかし、その決闘の場に現れる薩摩の刺客たち。水上を勝たせんとする美代の浅はかな行動であったのだが、美代は弓で射られ深手を負い、やがて死んでいく。水上と狂四郎の対決。円月殺法を使う狂四郎であったが、水上もまた、円月殺法の型を取る。この対決の軍配は?

冒頭、これまでに斬った亡者たちが現れる夢にうなされる狂四郎。長塚京三をゲストに迎えた今回のお話、過去に縛られる怨念がテーマか。

さる藩の藩士であった水上源之進、四年前に狂四郎と正々堂々と勝負を行うも、円月殺法に破れてからは盲目となり、更には藩を追われ浪々の身に。しかし心は腐らず、剣の道一筋に生き心の目を研ぎ澄ませてきた。そんな水上に出会うのは、これまた狂四郎に縁のある女・美代。両替商の娘として狂四郎と出会った美代は、急速に惚れ合っていくのだが、突然自分を捨てて旅に出た狂四郎の事を忘れられず自ら旅に出るも、その日暮らしの旅へと荒んでいく中で、愛情が憎悪へと移り変わり狂四郎の命を奪わんとするまでに至る。しかし、その実愛に飢え、今一度抱いて欲しいと狂四郎に懇願するが、狂四郎はその愛を水上に向けるようアドバイス。美代は本当の愛の在り処に目覚めるのだが……。

薩摩が雇った刺客、弓の名手三人の中にスキンヘッド&髭面の伴勇太郎の姿も。やはり、この容貌は目立つ。しかし、一人百両の依頼料とはこれまた法外。その刺客たちと狂四郎、水上との混戦の中、美代は弓を胸に受けてしまう。ここでCパートが終わり、Dパートは、水上と美代の別れと、狂四郎の対決劇をじっくりと描いている。ようやく、水上も生き方を変える決意を固めたのだが、その矢先でこの別れは非常に悲しい。狂四郎と水上との対決は、円月殺法同士の対決。しかし水上は狂四郎に斬られ死亡。倒れこむ水上を無表情で見つめた後、静かにその場を去っていく狂四郎の姿で幕を閉じる。

キャスト

眠狂四郎片岡孝夫/島本半三郎:関根大学/森田周之助:鶴田耕裕/松浦与一郎:片岡松之助

水上源之進:長塚京三/美代:藤山律子/藤江権十郎:小笠原弘/弓の浪人:中村光辰、伴勇太郎、諸木淳郎/無頼の徒:東悦次、神谷昌三/女中:大崎紀子/村上:葭川浩/丸尾好弘/加藤正記/堀北幸夫/長坂保

スタッフ

企画 神山安平テレビ東京)/大塚貞夫(歌舞伎座テレビ)
プロデューサー 犬飼佳春(テレビ東京)/小久保章一郎、沢克純(歌舞伎座テレビ)
原作 柴田錬三郎眠狂四郎孤剣五十三次」より(新潮文庫版)
脚本 石山昭信/米谷純一
音楽 岩代浩一
撮影 藤井哲矢
美術 太田誠一
制作主任 黒田満重
照明 南所登
録音 田原重鋼
調音 本田文人
編集 河合勝巳
装飾 玉井憲一
記録 川島庸子
装置 松野喜代春
進行 大志万宗久
助監督 木下芳幸
殺陣 楠本栄一
特技 宍戸大全
ロケ協力 大覚寺
装置 新映美術工芸
床山・結髪 八木かつら
衣装 松竹衣装
小道具 高津商会
現像 東洋現像所
ナレーター 佐藤慶
制作協力 京都映画株式会社
プロデューサー 佐々木康之
監督 家喜俊彦
製作 テレビ東京歌舞伎座テレビ

次回予告

生まれたままの無垢な女、おもん。流され、男が通り過ぎていくこの肌。流れの中で、狂四郎に男を見た時、天女の笑顔が。明日の夢に流れが変わる、女の宿命。「冥途の土産に、円月殺法ご覧にいれよう」

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眠狂四郎~円月殺法~ 第八巻 [DVD]

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